材料分析実験から卒業研究へ

bunseki2006-07-10

今日は資源分析化学科2年生の材料分析実験を担当しました。この実験では、ステンレスやハンダ、黄銅、ガラス中に含まれる成分の定量(どれだけ含まれているのか?)を行っています。写真はドロマイトと言われる石の中に含まれているCaの定量をしている1シーンです。
実験の核となる部分は、既に1年生の時に取得しており、より実践的にそれらの技術を用いる実験なのです。
本校では1年生の時に大切な技術を習得し、2年生でそれを活かすための実験を行っています。後期に入ると今までに学んだことの集大成として、自分達が考えた方法で習得した技術を用い様々な物質の分析や開発を行う卒業研究が始まります。この研究では今までのようにテキストがあるのではなく、本当に自分達が身に付けた知識やアイデア、技術が必要となってきます。
今日の実験風景を眺めていると、卒業研究においても素晴しい結果を出すだろうと思いました。

by バッテン