実験を見ながらしみじみ…

ビュレット

今日は1年生の定量分析実験がありました。
この実験では試料にふくまれる色々な物質の量を求める方法を学んでいきます。大きく4つのテーマに分かれており、4人程度の少人数のグループに分かれて毎週違った実験をしていきます。私が担当したのは、溶液の中の鉄の濃度を求める実験でした。この実験、先々週、別のグループには既に指導していたのですが、今日のグループはとても手際がよく、予定よりもかなり早く実験が終わりました。学生にきいてみると、先々週既にこの実験をした学生にコツを教わっていたのだとか。ミスをしやすいポイントや時間短縮のポイントをしっかりおさえていたのです。また、質問も結構深いものが投げかけられ、これまでの基礎を踏み台にしてだんだんと応用力がついてきたのだなと感じました。(写真は「滴定」という実験に用いるガラス器具です。4月から様々な実験に用いてきましたので、だいぶ手つきも堂に入ってきました。)

by アビー