日本分析化学専門学校の卒業研究で学ぶこと

HPLC

本日は、生命バイオ学科2年の卒業研究の担当でした。
私は、虫歯菌に関する研究を行っている班と、土壌から有用微生物を探索する研究を行っている班の2班を担当しています。
虫歯菌の班は、午前中に実験を終え、昼からは主に、明後日に行われる中間発表会のプレゼンテーションの準備を行っていました。この班は、紅一点のMさんが、いつも中心となって実験を進めていますが、今日も、プレゼンの原稿を仕上げるのに、他の男性メンバーを率いて質問に来ていました。明日の結果を反映し、上手く発表できることを祈っています。
一方、土壌から微生物の分離を行っている班は、今日はHPLCという分析機器と格闘していました。この班は、皆仲が良いのはいいのですが、元気すぎるほど賑やかな班なので、O君というリーダー格の学生が、いつもこの仲間をコントロールしています。今日はそのO君が就職活動で公欠であったため、彼のいつもの苦労を、今日は私が身にしみて感じることになりました。(といっても実験をしなかったりするのではなく、実験中の話の脱線がとっても多いんです。(TT))
卒業研究のグループの中では、リーダー的な存在やそれをサポートする存在など、いろんな役割があると思うのですが、一旦社会に出ると、学生の時のように、リーダーに甘えてばかりいる訳にはいきません。この卒業研究で、技術の向上だけでなく、チームワークやグループ行動での処世術をしっかりと身に付けて欲しいと思います。
byすくろーす