日本一の実験室!?

わずかな成分も逃しません!

あけましておめでとうございます!
旧年中はこの「せんせの日記」をはじめ、「すぐできる☆なるほど☆ザ☆化学実験室」やメールマガジンくるくる♪週刊化学マガジン」「ミニくる♪週刊化学マガジン」などのコンテンツをお読み頂きありがとうございました。
今年も全教職員一丸となって、更に情報公開に努めて参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。


土日開講の化学分析コースは、平日の学科・コースよりも一足早く、授業・実験が始まりました。年始の授業・実験が始まったところではありますが、化学分析コースは年度内残すところ15日ほどとなり、終盤にさしかかってきました。2年間一緒だった学生ももうすぐ卒業、1年生ももう折り返し地点かと思うと、時の流れの速さを感じてしまいます。

土曜日は、化学分析コース1年生の「定量分析実験」を担当しました。全15回の半期実験科目ですが、今日の段階であと実験を1週、レポートの添削修正日を1週を残すのみとなりました。実験の手付きも当初と比べれば格段に良くなっており、殆どの学生は定刻より早く終えています。最初の頃は時間ギリギリまでかかってしまい、遠方から週末だけ大阪に出てきている学生が新幹線やフェリーの時間に間に合うのか心配していたのが嘘のようです。(もちろん、定刻には必ず終えるようにしていましたが。)

日曜日に姉妹校の学生さんが実験にやってきました。姉妹校の実験指導にも協力しているのですが、今回は私が担当しました。写真はそのときに用いたICP質量分析計という装置です。土曜日は熱分析も行いました。明日の祝日は高速液体クロマトグラフの予定です。対象となる学生は異なるとは言え、本校の実験室は平日も土日も祝日もフル回転です。日本で唯一ということもあるのでしょうが、日本一激しい実験室のリストを作れば、結構上位にランキングされそうな気がしてきました・・・(苦笑)

2年生は卒業研究発表会に向けて、それぞれが最後の実験や要旨作成に取り組んでいました。2年担任の私は最後の日まで気を抜くことが出来ませんが、学生達と共にゴールを目指して突っ走りたいと思います。

by 英国チャレンジャー号