分析化学でハリセンボンを有効利用!?

ハリセンボン大量発生

他のせんせも連日書いているように、現在1年生は2年生から始まる卒業研究に向け、研究テーマの検討をしています。今日も数人の学生が私のところに自分が思いついたテーマについての意義や実験の手法について相談に来ました。テーマを決定する動機は学生それぞれで異なり、「この物質を扱ってみたい」という場合もあれば、「世の中のこの問題を解決しできる研究はできないかなあ」というところからスタートすることもあります。ある学生は、自分の興味のあることをノートにびっしりと書き込んだ、いわば「卒業研究のネタ帳」なるものを作成しており、その関心の多岐さにびっくりさせられました。ただなんとなく生活するのではなく、日頃から研究できること、勉強できることはないかなあ〜とアンテナを張っていたからこその賜ではないかなと思います。(写真は今彼が関心のある世の中の問題の様子です。)
この学生に限らず、学生は自分が本当に関心のあるテーマを選び、研究を進めていきますので、卒業研究はとてもイキイキと能動的に進められます。もちろん担当の専任講師がつきますが、それは「指導」というより、共同研究者に近いものがあります。これは今年度初めて卒業研究を担当した私の実感です!それは今の1年生が行っている下調べがあってこそだったんだな、と納得しました。
次年度どんな研究を一緒にさせてもらえるのか、今からとても楽しみなアビーです。

byアビー