国家資格「環境計量士(濃度関係)」合格!

フレーム原子吸光

朝、化学分析コース2年生のI君が登校するやいなや、「環境計量士(濃度関係)に合格できました!」と満面の笑みをたたえて報告してくれました。環境計量士とは、環境に関する資格の最高峰に位置づけられる国家資格であり、環境分析やものづくりをされている企業にとって必須の資格でもあります。私が学生の頃は、持っているだけで独立して起業できると言われた位です。
I君は転職を目的・目標に、土日開講の化学分析コースに入学してきた学生のひとりで、自分の付加価値を高めるために、この環境計量士(濃度関係)の取得を目指して、授業・実験に取り組み、勉強してきました。I君も合格通知が届いた昨晩は興奮して眠れなかった様です。私も朝一番から嬉しく、ついこの日記にも書いてしまいました。本人も言っていましたが、次は就職活動に全力投球です。内定に向けて、この調子で是非頑張って欲しいと思います。

今日は化学分析コース1年の「機器分析法I」と2年の「機器分析実験」を担当しました。写真は2年生が原子吸光光度計を用いて「標準添加法によるカドミウム定量」を行っている様子です。この原子吸光光度計は金属の分析には必須の分析装置で、環境分析や材料分析、食品分析に欠かすことが出来ません。前述の環境計量士技能士化学分析)といった国家資格にもよく出題されます。本校の授業・実験は様々な資格の取得を目標にカリキュラムを組み立てていますが、学生さんが喜ぶ姿がを見ていると、やり甲斐を感じますね。

by 英国チャレンジャー号