試験に受かる確率

bunseki2007-07-18

今日は『臭気判定士』の資格講座の日でした。資格の種類によっては、学年や学科に偏りがあったりするのですが、なんとこの資格の受講生は、1年生もいれば2年生もいるし、それぞれの学年に資源分析化学科・生命バイオ分析学科・有機テクノロジー学科の学生がいる、大変バラエティーに富んだ受講生群なのです。したがって、なかなか楽しい雰囲気で授業を進めています。
資格試験の内容は、筆記試験の科目が5科目と自分の鼻が正常かどうかを判定する嗅覚検査がありますが、私の資格講座では筆記試験の対策を行っています。今日はそのうちの1つ、『分析統計概論』という科目について講義と演習を行いました。大変難しそうな科目ではありますが、臭気判定士の仕事の根幹となる「嗅覚測定法(人間の鼻を用いて分析をする方法)」の基本的な考え方がつまった内容です。具体的には、確率を計算したり、統計学を駆使して問題を解いていくのですが、コツさえ掴めばこんなに点数の取りやすい分野はありません。私も学生時代はこの分野は“超”不得意だったので、それを克服した経験から、コツをいくつか伝授しました。
試験日は秋頃ですので、「夏休み中にしっかり勉強して、ここにいる全員の合格を期待してますよ〜!」というと、「先生!各自が試験に受かる確率計算してましょぉ〜(笑)」と1年生のO君が返してきました。秋にはその計算結果が出ますが、できる限り100%に近づくようにと祈ってますので、質問があればビシバシ来てくださいね!!