国家資格 技能士(化学分析)実技試験!

今日は、本校の実験室で、国家資格「技能士化学分析)」の実技試験が行われました。

この資格は、日本で唯一「化学」の実技試験を伴う国家資格であるため、社会的評価も高いのです。本来であれば専門学校を卒業後に化学の実務経験が2年以上無ければ受検できないのですが、本校のカリキュラムは厚生労働大臣から「実務経験」として認められており、卒業と同時に受検できるのです。ちなみに、本校は大阪で唯一の実技試験の会場として委託されております。

実技試験の内容は、サンプルに何が含まれているのかを分析する「定性分析」と、ある元素がサンプルにどれだけ入っているのか分析する「定量分析」です。
これらの分析は、化学の勉強をする方々の殆どが経験する実験ですが、本校では1年次に様々な「定量分析」と「定量分析」をそれぞれ半年ずつかけて学んでいます。受験者の中には、企業に勤める卒業生の他、平日に企業で「働きながら学ぶ」化学分析コース(土日のみ開講)の学生もおりますが、一般の方を含め、受験された皆さんが合格されることを祈っております。

化学実験では、分析機器の他に様々な器具を用います。平日の資源分析化学科、生命バイオ分析学科、有機テクノジー学科、土日の化学分析コースで学ぶ1年生全員がこれらの分析機器、器具を自由自在に操れるようになるまで、後期も一緒に頑張っていきたいと思いました。

by 英国チャレンジャー号