実践の化学を体験

道頓堀川を使って実践的な化学を体験中

大阪ミナミ名物は、なんと言ってもグリコの看板で有名な道頓堀川です。最近は水に親しんでもらうために川沿いに遊歩道も整備されてきましたが、どの程度綺麗な川なのでしょう?

本校の学生は、道頓堀川の水質調査を継続的に行なっています。今年で5年目、もう日本分析化学専門学校の伝統といっても良いでしょう。今日は、明日のサンプリングに備え必要な道具や試薬の準備を行ないました。

今年もたくさんの新入生がこの道頓堀川水質調査に参加しています。道頓堀川水質調査は、日本工業規格(JIS)で定められた工場排水試験方法に基づいて各種の試験を行なっています。教科書に書かれた実験より実践的な操作があり、新入生たちはそれぞれの興味津々です。

しかし初めての事で戸惑ってもいるようでしたが、そこは昨年度から調査に参加している二年生の出番です。おしゃべりをしながらも1年生をテキパキと指導していました。

このおしゃべりも道頓堀川水質調査の大切な部分だと思います。おしゃべりを通して学年間のコミュニケーションがスムーズに取れるようになり、グループで作業するときに必要なコミュニケーション能力の大切さに気づき、その能力を身につけられるようになります。

by めざせ!関西人