夏休みでも・・・

bunseki2008-08-26

今日も昨日に引き続き団体講習です。
みんな、夏休みでも、朝から頑張ってます。
学校の方にも模擬面接にきたり、資料室で調べ物をしたりと、夏休みでも積極的に学生は動いています。
模擬面接というのは、読んで字のごとく、就職の際の面接に備えて、
先生を面接官にしてシミュレーションを行います。
これは実際の面接の際にも凄く役立ちます。
資料室には、昨日のバッテン先生の日記にもあるように、卒研の準備に調べものにきたり、自習をしたりと。学生は様々です。

資料室といえば、先日資料室に行ったとき、
扉を開けると、時間がちょっと遅かったせいか、
かばんだけが机の上にあって、人がいない・・・
と、思ったら、奥の方からなにやら声が・・・。

見に行ってみると、「場所が、こっちの方が見やすい」とか、
「俺的には、ここがこのカテゴリーな感じ」とか、数名が本棚の前でにらめっこ。
何をしてるのかと聞いてみると、
「図書の整理です。俺ら図書委員なんで」という答えが。
よくよく聞いてみると、それぞれ自主的に、時間のあるときにきて、
整理していくようにしているとの事。
本の整理だけでなく、カテゴリー分けもし、本棚のプレートも自分達で作成してるそうです。
夏休み真っ只中、誰に強制される訳でもないのにやってきて図書整理。
正直、驚くやら、関心するやら。。。
そして深く感謝。。。

自分達で決めたこと、始めたこと、というのは本当にその人間にとってきな力であり、
行動が伴うものなんだなぁと実感しました。
彼らにとって、これは委員会活動の一環であり、そんなにたいそうな意識はないのかもしれませんが、
こういう行動や活動は、その人自身の人間形成に大きく関わってくると思います。
自分で決めたことをやり通す力、組織の中での自分の役割をしっかり認識する力、こういうものを学生のうちから無意識に自分のものにできているというのは本当に凄いことです。
そして、彼らは、そういう環境もまた、自分達で作り出しているのです。
勿論、委員会を指導する講師の助言もありますが、学生達自身で立ち上げ、
これまで築きあげてきた故のしっかりしたものであるからこそだと思います。

学校の中には社会があります。
学生達はその社会の中で、自分が何をするべきか、自分に何ができるのか、
それぞれが考え、学んで、作り上げ、成長していくのです。

最後に、図書委員の皆さん有難う!

By あでりぃ