学科によっての苦手科目

今日は２年生の資源分析化学科と有機テクノロジー学科共同の講義である高分子化学を担当しました。高分子は我々の身の回りにたくさんあります。たとえば、コンビニエンスストアーなどで商品を買った後に入れてもらう袋はポリエチレンという高分子で出来ていますし、飲み物の入っているＰＥＴボトルはポリエチレンテレフタレートという高分子です。この授業ではそれらさまざまな高分子の特徴や構造の違いが起こす特性を知ることを目的としています。これだけ、我々の身の回りにたくさんある高分子ですので、学科を問わず基礎知識として知っておかなければなりません。
しかし、資源分析化学科の学生は有機化学関係の講義が嫌いなようで、一部の学生は理解できない〜と悲鳴を上げています。また、有機テクノロジー学科の学生は無機化学が苦手なようで去年無機化学で習った内容の多くは忘れているようです。
それだけ、自分たちの学科の勉強が好きなことなのかも知れませんが、もう少し、自分たちの分野以外の科目にも興味を持つようにして欲しいと思います。

ｂｙ　バッテン