ナタデココを利用する研究

bunseki2008-11-04

今日は2年生の卒業研究を担当しました。今までに書かれている通り、卒業研究は入学から1年半習得した技術や知識を活かして自分たちの行いたいテーマについて研究を行なっています。卒業研究を始めて約2ヶ月が経ち、それぞれの卒業研究班もおおよそ研究のメドが立ちつつあるようです。私が担当している生命バイオ分析学科の1班はデザートに使われているナタデココを使ってゲルを作り、そのゲルに薬物を浸透させ薬物含有ナタデココシートを作製しています。食べられるナタデココなので身体の中に入れても生体分解性を持っており、副作用がありません今日は、その薬物を浸透させたナタデココシートから薬物が放出する量を分光光度計という分析機器を使用して測定をしていました。3時間の間、10分間毎に3サンプルを測定をするので班員とのチームワークが大切になってきます。
卒業研究では仲間との協力も大切になってきます。仲間達と色々と話をして、時にはぶつかるときもありますが、一人一人の力を結集させて研究を進めています。

by バッテン