目まぐるしい一日

卒業研究風景

化学分析コースも中間試験と卒業研究中間報告のためのデータ収集とが重なる目まぐるしい一日でした。化学分析コースは時間割が毎週異なりますので中間試験などのための特定の日を設定することができません。よって通常の時間割の中に試験を組み込んでいきます。今日も1時間目授業、2時間目中間試験、3時間目から5時間目までは卒業研究と、授業、実験、試験を一度に体験する日となりました。CT終了後T君に「今日は中間試験と卒研のダブルヘッダーだけど大丈夫?」と聞くと「任せてくださいよ先生。準備万端ですよ。」と余裕の返事。
事実中間試験もできたようで明るく卒業研究に打ち込んでいました。卒業研究はそろそろ折り返し地点で、今月末には中間報告書を提出することになっています。
後半の実験をどう進めていくかを判定する大切な報告書です。各グループとも当初の目的通りに進んでいることを今日と明日の実験でほぼ確定していなくてはなりません。この2日間の実験で想定外のデータが出てしまうと、へたをすると方向修正しなくてはならないのですが、今日の所は各グループとも想定通りだったようで、試験のことを聞いたT君のグループを覗いて状況を聞いてみると、「バッチリですよ。完璧ですね。」「卒業研究発表でも、どんな質問が来ても大丈夫ですよ。」とまで言いだし、それはまだ早いんじゃないのと思わず切り返してしまいました。それくらい自信をもっている状況のようでした。下の写真はT君達の卒業研究の実験ノートです。分かりにくいでしょうがその日の実験の流れとデータが書き込まれています。
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今月末にどんな中間報告書を提出してくるか楽しみです。

by トトロ