道頓堀川は相変わらず・・・

大腸菌群数

今日、化学分析コースは2年生は卒業研究、1年生は定性分析実験の第5,第6族の分離実験を行いました。1年生の定性分析実験指導は今日で終了で、次回からは定性の実技試験に突入します。これについてはまたの機会に報告したいと思います。
さて、土曜日の今日は化学分析コースの学生だけが登校してきた訳ではなく、昨日サンプリングを実施した第18回道頓堀川水質調査の大腸菌及び一般細菌についてのコロニー(細菌集落)数をカウントする日でもありましたので、環境委員会の学生達が登校してきました(ちなみに明日は大腸菌群数のMPN法による測定が控えています)。
大腸菌の繁殖はそうでもなく比較的スムーズにカウントできたのですが、一般細菌になるとそうはいかず、シャーレー一面にびっしりと細菌が繁殖しており、一同から思わず「うわ〜!!」と悲鳴ともつかない声が上がりました。リーダーのSさんは「相変わらず道頓堀川は汚いなあ」「過去のデータと比較しないと分からないけど、綺麗になってないんじゃない?」と残念そうでした。
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その後全員でコロニー数をカウントし始めましたが、一般細菌はカウント不可能が続出でした。このコロニーカウントもそう簡単ではなく、コロニーがくっつきあっている場合などのカウントにはコツが必要です。2年生のSさんやK君らが1年生達を良く指導して無事カウントを終了しました。2年生達の指導力も向上してきたようですし、何より学年学科の垣根を超えて全員楽しそうに実験したのが好印象でした。一つのことに対して何のこだわりもなく仲間意識で取り組めるこう言うところも本校学生の強みでもあります。
さて、明日の大腸菌群数のMPN法による測定ではどんな結果がでるのでしょうか。大変楽しみです。これら調査結果は、27日のすくろーす先生の日記にありましたように後日下記のURLにアップされますのでお楽しみに。
http://www.bunseki.ac.jp/dotonbori.html

by トトロ