１年生と２年生の情報交換

今日は１年生の定量分析実験がありました。定量分析実験とはサンプルの中にあらかじめ分かっている物質がどれくらい入っているのか実験・測定を行うことで、物質の量を調べる実験です。今日の実験では、鉄やアルミニウム、臭素がどれくらい入っているのかを実験により調べていました。実験中は真剣に操作を行っていました。
先日来、２年生の卒業研究の話題がこのブログでも書かれていますが、今日実験をしていた１年生も来年は自分たちが卒業研究をするので、今からどの様な実験テーマをしようかと考えているようです。そのテーマを考える上で、２年生の卒業研究発表会や本校の資料室に並んでいる過去の卒業論文がありますが、発表会を待ちきれない１年生は、自治会や学園祭実行委員、環境委員会、図書委員会の先輩達に今どの様な研究を行っているのかを聞き、自分たちがどのような実験をしようかと迷っているようです。私も授業中に２年生の研究テーマの内容などを１年生から質問されたことが後期に入ってから何回かありました。
本校の学生は、このように委員会を通して１・２年生の交流があり、今日のような卒業研究の内容を事前に調べたり、それ以外でも就職や資格取得の情報を得るなど、実社会と変わらないコミュニケーションの場としても活用しています。

ｂｙ　バッテン