分析機器の扱い方、コンプリート!!

実際の川の水を使って機器分析化学を学

毎週月曜日、1年生は機器分析化学実験の日です。

9月から始まった後期もあっという間に終りの時期を迎えました。機器分析化学実験も今日を含めて残り2回。と言っても最終日は、先週の日記であでりぃ先生が書いているのと同じくレポート日ですので、実験自体は今日で最後です。

企業の分析業務では、さまざまなサンプルに対応するため、いろいろな機器を使って分析しています。そこで機器分析化学実験では、実際に企業で使用されているのと同じ分析機器の使用方法を学びます。

分析機器は何種類もあるので機器分析化学実験では、少人数のグループに分かれてローテーションしながらそれぞれの機器を使った分析方法を学びます。そのため溶液中に溶けている物質を分析するHPLC高速液体クロマトグラフィー)から学ぶグループもあれば、どんな金属元素がどれだけ含まれているか調べる原子吸光光度計から始めるグループといろいろです。そして順番は違いますが、機器分析化学実験に出席するたびに扱える分析機器の数を1つずつ増やしてきました。


そうしてとうとう最終日!!

初めは難しいと思っていた機器の扱いも、毎週1つずつ基礎から順番に学んでゆき、ついに本校にある分析機器の使い方を全てマスターしました。トレーディングカード集めに例えると全て集めた「コンプリート」ですね。

千里の道も一歩からと言いますが、諦めないで一歩ずつ進んでいけば、難しいと思ったことでも気が付いてみれば自分でも驚くくらい前進するものです。どの学生も昨年4月の入学したばかりのころと比べて非常に成長しました、自分ではまだ気がついていないようですけどね。

by めざせ!関西人