実践で卒業研究発表会まで日々進化

実践で分析化学力を付けてきました

土曜日の卒業研究発表会に向けてラストスパートです。

先週の金曜日に卒業研究会発表会の予行演習が行なわれました。そこでさまざまな質問をもらったり、誤解されやすいポイントなど自分たちだけでは気が付けなかったところを卒業研究発表会の本番で使う発表用データに反映しようと今日も二年生全員頑張っています。

化学分析コースを除き本校の授業は、先週ですべて終了しています。そのため今週は、教員は授業がないはずなのですが、ほとんど自席にいる姿を見かけません。学生から「PowerPointデータを修正したので、確認してください。」と呼び出され、教室と行ったり来たりです。私もその教員の一人。

学生からの呼び出しは、ダーウィンもびっくりの進化を見るようです。呼び出されるたびに発表用データが、どんどん分かりやすい物に進化していきます。だからどこが変わっているのか、私もデータを見るのが楽しみです。もちろんたまには頑張りすぎて、かえって分かりにくくなってしまっていることもあります。それを指摘すると、そんなことお見通しとばかりにシンプル版をその場で提示されたりします。だから余計に楽しみです。

データの分かりやすさという点での進化もありますが、発表用データ作成という実践を通して、これまでほとんど使ったことのなかったパソコンソフトの使い方の習熟という点でも非常に進化しています。今では私よりも学生のほうがいろいろな機能を知っているかもしれません。

これは、ただ教科書に沿って勉強するのではなく、やはり実践だからこそこれだけ急速に進化できたのだと思います。これは、分析化学の勉強も同じです。ただ教科書を読んで勉強するのでなく、本校で毎週2日間まるまる実験をして実際に手を動かせばこそ短期間で確実に分析化学の技術を確実に身につけられるのですね。

ちなみに右上の写真でスーツを着ているのは、教員ではなく有機テクノロジー学科のムードメーカーT君。すでに外観から発表会の練習をしています。

by めざせ!関西人