先生だけど先輩

日本分析化学専門学校

この日記に連日あるように、月曜日に求人票が公開されて以来、積極的な学生の質問対応や履歴書の指導など、1年生の担任は大わらわで、春休みを感じさせないほどの忙しさです。しかし、1年生の担任のアビー先生やドラ一郎先生だけでなく、学生たちはいろんな先生にどんどん質問をしています。
先日は生命バイオ分析学科のHさんから質問を受けました。履歴書に書く特技や趣味について、自分で考えたんだけれどこれでいいか分からないからちょっと聞いてください!とのことでした。内容としては、特技や趣味を通して企業にとっては魅力的な人材であることをアピールできているし、何より彼女らしさも表現されており、大変良い内容でした。
一方、今日はせんぱい先生が「私も質問を受けましたよ〜」と教えてくれましたので、その報告をします。本校の専任講師は大学の修士もしくは博士課程修了者ですが、せんぱい先生は本校の卒業生です。彼はバリバリの理系ではなく、どちらかというと化学から大変縁遠い進路を進んでいたのですが、一念発起して本校に入学しました。学生時代の彼は大変積極的で、授業終了と同時によく質問に来ていました。授業で分からないことをそのままにするのではなく、その日のうちに理解するように努めていたように思います。また、勉強だけでなく課外活動にも大変積極的に取り組んでいました。そのような努力もあり、就職活動では学年ではかなり早いうちに内定が決まりました。その企業で働いた後に本校の先生になりたいと志願し、実験講師からスタートされ、現在本校の専任講師として頑張っておられます。この経歴をどこかで知った生命バイオ分析学科のOくんが、今日質問をしてきたそうです。このように、学生の立場も十分にわかった上で指導ができるという意味では、「先生だけど先輩」という存在は大変貴重だと思います。学生諸君はもっともっと質問してもよいと思います。1年担任だけでなく、せんぱい先生も質問対応で大わらわになることを期待して・・・。(ちなみに、写真中央の男性教員がせんぱい先生です。)
byすくろーす