つながっている在校生と卒業生

今日も登校してきた1年生の興味は求人票と卒業研究のテーマ検討でした。掲示している求人票をあれこれと言いながら見て、企業についての情報を我々教員に質問をしていました。ある学生は島根県にある環境調査を行っている企業の求人票を前に自分の志望動機を考えていました。また、採用試験では卒業研究のテーマを質問されることも度々ありますので、先輩達の残した卒業論文を読み込み、自分が実施しようとする研究の勉強を行っている学生もおりました。先輩達の足跡を辿りながら自分達の将来を検討する時期に1年生も達しています。


また、私は本日、大阪市立工業研究所で実施していた「分析機器展と講演・技術発表会」にお邪魔をして現在行われている産官の研究や最先端の分析機器について勉強をさせて頂きました。

その現場で、偶然にも25期の生命バイオ分析学科卒業のS君に会いました。彼は現在、FT-IRをメンテナンスしたり、販売したりする企業に勤めており、今日も自社の製品の宣伝に立ち会っていました。1年前はしどろもどろになりながら自分達の卒業研究を発表していた彼が、今日は自社の製品の売り込みをしているところを見て、1年の歳月の長さを改めて思い知らされました。

by バッテン