定量分析実験、最後の授業

発表における工夫

 化学分析コースの年度内の授業も、残すところ、あと2日になりました。1年生の午後からの授業は定量分析実験でしたが、この授業も今日が最終日でした。
 まず、これまで提出されたレポートについて、添削済みのものを返却の後、解説を行ないました。実験で良い結果が得られていても、レポートに不備があると、せっかくの成果も伝わりません。レポートの書き方にも工夫が必要なのです。
 同じことは、卒業研究発表会にも言えます。自分たちの研究成果をうまく人に伝えるための発表上の工夫は非常に重要なのです。と言うことで、定量分析実験最後の授業の後半は、先日行なわれた卒業研究発表会で先輩が用いたパワーポイント原稿などを使いながら、発表における工夫、プレゼンテーション技術の話をしました。写真はその風景です。
 自分の行なったことを人に伝える技術は、就職活動でも必要不可欠なものです。題材は卒業研究がでしたが、これを応用して就職活動でも大いに役立てもらうことも踏まえながら、授業を進めました。
 1年生向けの求人票も張り出され、いよいよ就職活動も本番です。レポートの作成や卒業研究発表会の聴講などで身につけた「自分のことを人に伝える技術」をフルに活用して、皆が就職戦線を乗り超えることを願う水の都先生でした。みんな、頑張れ!

by水の都