道頓堀川水質調査三日目・大腸菌カウント

大腸菌を数えてます

 本日は道頓堀川の水質調査の三日目です。早速実験室をのぞきに行ってみました。

何やら赤や白い皿(シャーレといいます)をみんな覗き込んでいます。これは大腸菌を培養するための培地と呼ばれるものです。いわば菌の餌ですね。ここに昨日採取した川の水を入れて、水の中に含まれている大腸菌を増やしているんです。大腸菌自体は小さいものなので目では見えませんが、増えた大腸菌はコロニーと呼ばれる自分たちの巣のような集団を形成するので、それをカウントすることでサンプル中に含まれる大腸菌の量を調べるのです。たくさんコロニーができるものは、元のサンプル中にたくさん大腸菌が含まれていることになりますし、コロニーがほとんど出てこないサンプルは、逆に大腸菌をほとんど含まないきれいな水ということになります。


この黒く見える点がコロニーです。うーん…、たくさんいますねー。

本校の環境委員会主導で行なわれている水質調査、特に2年生が自主的に行動し、1年生に的確な指示を出しながら進められていました。



1年生たちは新しい経験を積んで、とても楽しそうに実験しているのが印象的でした。来年は今の1年生たちが同じように後輩を指導するようになって、引き継がれていきます。とても頼もしいですね。
これから水質調査も大詰めに突入していきます。どんな結果が出るのか、とてもたのしみですね。(過去水質調査の結果は本校HPをご覧ください。)


byあおひげ