分析化学者らしくなってきました。

昨日は実験の無い日でしたが、今日・明日は実験の日です。
以前の記事にも書きましたが、本校では各クラス週に2日は実験があります。今日は、生命バイオ分析学科2年が卒業研究、資源分析化学科1年と有機テクノロジー学科1年が定量分析実験を行っています。
早速今日の実験の様子をのぞいてみましょう。


さて、カメラを持って実験室へ入っていくと、2年のとある班がドラフトの前に集まっていました。

いったい何をしているのかというと…

サンドバスという器具の上で、ルツボに入れた試料を加熱し、溶液を蒸発させているところでした。
酸性のガスが発生するので、ドラフトの中で行っているんですね。

実はこの班、私が担当している班なので、
実験室に入った途端に「あ!先生!ちょうどいいところに!」と捕まり、
この写真を撮った後に、色々と質問をうけていました。


さて、1年生はどんなことをしているのかというと、
他の先生方の記事にもありますが、各種の滴定を行っていました。
彼らはヨウ素滴定を行っているそうです。

滴定をしている様子が様になってくると、分析化学者らしくなってきたなあ、と思います。(^^


四限目には特別基礎質問講座が開講され、私とあおひげ先生が担当でした。
ちょうど、1年生が明日の機器分析実験について質問に来ていました。

こちらでは、2年生が卒業研究のデータ整理を行っていました。

他にも、今日実験があった学生は、さっそくデータを整理し、
実験がなかった学生は、明日の実験に向けての準備を行う光景が見られました。

特に2年生は、卒業研究の中間発表の日程が発表されましたので、実験が忙しくなってきます。
私たちもしっかりサポートしていきますよ。頑張って!


by 八兵衛