2009年最終日です☆彡

先週の木曜日には学生たちが校舎の大掃除をしました(http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20091224)が、土曜日には、校長先生をはじめとした教職員全員が丸一日かけてさらに大掃除をしたので、今日は朝から美しくなった校舎でとっても気持ち良く過ごすことができました。そして、今日が本校における2009年最終日。今年1年間お世話になった校舎に感謝を込めて挨拶をしようと、校内散策に出掛けましたので、今日はそのリポート形式としましょう。


まずは校舎の入り口から。これは学生たちが毎日登校する時に上る本校の玄関につながる階段。大変派手派手しいですが、周期表となっております。「分析化学」というと、どうしても暗い、難しい、遠い存在・・・といったイメージが一般の方にはあるので、それを払拭すべく、明るく、ポップで身近なイメージを持っていただくようにと、アビー先生やせんぱい先生と共に苦労して作成しました。その時の先生方の盛り上がりを懐かしく思いながらパチリと写真を撮りました。↓
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さて、お次は玄関入って左手にずんっ!とおられる「ハラタマ先生」。この方は日本で初めての化学の学校「舎密局(せいみきょく)」で日本人に化学を教えるよう明治政府に招かれて来日されたオランダの先生なのです。また、「舎密局」は本校から歩いて10分くらいのところにあった(今現在は跡地に石碑があります。)ので、化学発祥の地と言われるこの場所で、私達もハラタマ先生を想いながら毎日学生指導にあたっています。→
(ちなみに「夜中に目からビームが出る」「頭を撫でると賢くなる」などの都市伝説が一部の学生の間で囁かれています(笑))


次に学生の教室を覗いてみました。さすがに学生の居ない教室はがら〜んとしてますね。1月には明るく元気な笑顔でいっぱいな学生で、ここが埋まることを今から楽しみにしています。みんなどんな冬休みを過ごしているかなぁ?↓


と学生のことを考えながら資料室へ向かうと、2年生が卒業論文や発表原稿を作成するためにわんさか登校していました。有機テクノロジー学科のUさんは「先生!私昨日高校の同窓会だったのに卒業論文のデータをまとめるために早く切り上げて帰ったんですよ!偉いでしょ〜!」とまとめたエクセルのデータと実験ノートを見せてくれました。同窓会なんて年に何回もないだろうに、後ろ髪引かれながらもそれを断ち切って卒業論文に打ち込むなんてなかなかやりますねぇ。彼女の担当の先生でない私でも少し胸打たれました。ずきゅーん。↓


資料室を出ると、学生から質問を受けたので、答えることに。ということで、自分で撮影できないので、居合わせた生命バイオ分析学科のT君に撮影をお願いしました。彼らも卒業論文を作成するために登校したということです。↓


最後に校舎から天満橋を臨む景色を見に上階に移動しました。今日はありがたいことに快晴で、暖かな日差しが教室全体をポカポカと包みこんで、1年間ご苦労さまでしたと冬の光が労いの言葉を掛けているようなとっても平和な雰囲気が流れていました。また、天満橋駅はクリスマスの夜のイルミネーションやアヒルちゃんのオーナメントと多くの人でにぎやかだった数日前を感じさせない程、ひっそりと静かな雰囲気でした。↓


さて、1年間このブログをご愛読いただいた皆様。ありがとうございました。来年もそれぞれの講師から多角的なアングルで本校のことを紹介して参りますので、宜しくお願い申し上げます!皆さん良いお年を!
byすくろーす