2年生の実験、続々開始

 先週から有機テクノロジー学科2年生の実験がスタートしていましたが、今日からはそれに加えて、資源分析化学科2年生の実験も始まりました。1年生の実験は、各学科共通の実験内容なのですが、2年生になると、各学科で別々の実験を行うようになります。ついに各学科の専門の実験が始まるということで、学生たちもほんとに楽しそうでした。


今日は本校の前を流れる大川の水を分析していました。川の水の中に含まれる「リン」という成分の量を調べる実験です。水質の分析のなかでも重要な成分の一つです。カラフルな試薬を使って、みんな手際よく実験を進めていました。


有機テクノロジー学科2年生は今日も実験でした。実験2回目の今回は、前回作った薬品を「精製」する作業を行いました。「精製」とは、物質の中に含まれる不純物を取り除いて、その純度を高くする操作のことを言います。黄色い固体の薬品を液体に溶かし、そしてそれを「カラム」と呼ばれる装置に流し込みます。この装置に薬品を通すことで、その薬品の精製がおこなわれます。こちらの実験も非常にカラフルですねー。



こうやって一つ一つ、専門知識を実験によって修得し、一歩ずつ前進しています。1年生の実験ももうすぐ始ります。分析化学者としての第一歩、楽しみですね。


byあおひげ