仕事や研究に繋がる技術

今日の2年生は午後から機器分析実験でした。内容は先週に引き続き、ガスクロマトグラフの実験です。
昨年の9〜10月頃に授業で学んだ機器ですが、やはり授業で説明されるのと実物をさわるのでは実感できるものが違い、そういえば先生こんなこと言ってましたよねぇ、などと思い出しながら実験を進めています。
中には卒業研究でガスクロマトグラフを使おうと考えている学生もいるので、しっかりマスターしようとみんな真剣です。
[,w300] [,h224]
測定データがプリントアウトされてからも、みんなでプリントを囲んでどこがどうなっているのか話し合っています。今まで扱ってきた分光光度計や原子吸光光度計は吸光度だけ着目していましたが、ガスクロマトグラフではそれらと違って結果が出てくるまでの時間や出てきたピークの大きさを複合的に見なくてはいけません。
[,w300]
出るはずのないピークが出ていたり、学生達にとっては予想外のこともあって、最初みんな頭を悩ませていましたが、説明を聞いて疑問がひとつ解ける度に表情が変わっていく様子が伺えました。
これからも卒業研究に向けて「?」を「!」に変える技術と知識をどんどん吸収していってくださいね。

by ドラ一郎