懇親会(大阪キャッスルホテル)

そして、最後はお待ちかねの懇親会です。お待ちかねなのは卒業生ではなく私たち教員のほう。在校生当時先生として接し、今どうなっているのかを卒業生から聞くことは、言い換えれば、自分の成績を発表されるようなもの。始めは恐る恐る卒業生に接することも(笑)

しかし、一度は服飾系の専門学校に行き中退。化学は決して得意ではなかったけれど、意を決して入学し今は医薬品の分析に関わり充実感を覚えている卒業生。社会情勢が厳しい中、社員の半分がリストラに遭うが、仕事の強みで対象にならなかった卒業生。「先生忙しくて大変!」と言いながらも、そこには充実感に溢れるまなざしがありました。

こんないい話もありました。大学卒業後本校に入学し、3年前に卒業した女性ですが、今は訳あって卒業時の就職先ではなく県で公務員として分析に携わっています。本校卒業時には公的機関に就職したのですが、そこを退職するときに上司から、「実は貴女の学生当時に応募してきた履歴書は、他の応募者と比較し格段に良かった。自分の子供が就職活動をするときには見本にしようと思ってる」というようなお褒めの言葉を頂いたそうです。さらに彼女は、「大学の時の就職活動で、自己分析は少しなめてたところがあった。でも、本校入学後にいきなりその重要性を教えられ理解してから自己分析を見直した後、エントリーシートの段階で落ちる企業はなくなった。」といったものでした。教員として、学校としての成績はまずまずの点数がついたようです(笑)

見覚えありますか?昨年本校を卒業し、今年3月まで実験講師を務めて頂いたシトラス元先生です。今は食品系の企業でお勤めです。私にとれば教え子兼元部下。嬉しいツーショットでした!
by かりめろ