化学・バイオ業界の卵との出会い

こんにちは!アビー先生の日記(http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20100614)で「脱力系笑い&ピリッとコショウ的授業」でおなじみの すくろーす です。(笑)
さて、今日は兵庫県西脇工業高校の先生のご要望で、同校1年生を対象に「化学とバイオの出張実験会」に行ってきました。実はこの実験会、平成20年度から続いており、今年で3年目になります。平成20年度はバッテン先生、平成21年度はアビー先生と共にこの実験会を担当してきましたが、今年度は「卵焼き論を展開しそうな癒し系」の ぽてと先生 とともに、行ってきました。
実験の前に、生徒の皆さんに化学やバイオがいかに世の中の役に立っているか、そして身近で重要な存在であるかということを分かってもらうために、講演を行いました。生徒の皆さんは、誰一人退屈することなく真剣に、ときには「へぇ〜そうなんだ」という表情を浮かべながら聞いていました。

そうして講演が終了した後は、みんなのお待ちかねの実験です。実験の内容は「科学捜査 その1 〜指紋の検出〜」「科学捜査 その2 〜血痕検出〜」「ジュースからDNAを取り出そう」「納豆で秘密の手紙を書こう!」の4本立てでした。今までに行ったことのない実験ばかりだったようで、みんな本当に楽しそうにイキイキと実験をしながらも、「先生!これこうしたらどうなるんですかぁ?」といった積極的な質問も受ける場面もありました。こうした興味関心が、向学心に発展し、伸びていくんですよね〜。
 
 

ちなみに、今日の実験会終了後に行ったアンケート調査結果の中から生徒の皆さんの意見をちょこっとだけご紹介しましょう!

・化学やバイオがこんなにいっぱい身の回りにあふれていたなんて知りませんでした。 ・食品に関することで何かチャレンジしたくなりました! ・香料の研究をしてみたいです! ・シャンプーやリンスなどの身近なものまでもが化学に関係しているお話が一番印象的でした。 ・化学なしでは生きていけないなぁと思いました。 ・今まで化学といったら難しかったりするイメージがあったけど、今回の実験会を通して、化学は楽しくて面白いんだなぁと強く思いました。 ・自分の身の回りにあるものでいろいろな実験ができるっていうのが納豆で分かった。 ・ケータイの新機種にも化学が関係しているんだと知りました。

このようなアンケートを拝見すると、化学やバイオ業界への理解に少しでも貢献できたかな?と思うと同時に、同じような夢を持った今の在校生の夢の実現のために頑張ろう!というファイトが改めて湧いてくるのでありました。なお、実験会は来週の水曜日も同じ内容で、別の生徒さんに対して行いますので、また新たにお伝えできることがあれば、今度は ぽてと先生に 報告していただくことにしましょう。

byすくろーす