放課後の学生も熱い!

皆さんこんにちは。9月も中旬になると少しずつ秋の気配を感じるようになりましたね。学生たちも後期から新しく始まった授業や実験に興味津々で頑張っています。さて、今日は放課後の校内を少しレポートしたいと思います!

まずは、ホールを歩いていると、とある教室から先生が黒板を使って何やら説明している声が・・・。放課後なのに授業?と思われる方も多いと思うのですが、実はこれは「資格取得対策講座」と言って、資格ごとに開講されている講座で、危険物取扱者バイオ技術認定試験、臭気判定士など、学生が目指したい資格の講座を選択し、受講するスタイルの授業なのです。今日お邪魔したのは「公害防止管理者(水質)」の講座でした。

教室の中をずんずん入っていくと、おっいきなり学生が手を挙げて質問をしています。

すると先生がぐんぐん学生の方に近寄り、その質問にマンツーマンで答え始めました。

そうなんです!実は受験したい資格によって学生の選択希望が分かれますので、資格取得対策講座では、より少人数制で密度の濃い授業がこうして実現できるのです。ちなみに、この講座ではこのような教科書を使っておりまーす。



さてさて、資格所得対策講座の教室を出ますと、隣の教室から学生たちの声がしましたので、そちらを覗いてみますと、1年生が何やら真剣に打合せをしている様子。

何しているのかを聞いてみますと、実はちょうど1ヶ月後の10月22日(金)に開催されるスポーツ大会の実行委員の学生で、スポーツ大会の各競技の出場メンバーの希望調整を行っているとのことでした。本校のスポーツ大会は、学生の実行委員会が中心となって、競技種目はもちろん細かいルールやプログラムの決定、当日の競技進行、審判まですべて学生主導で行っています。こうして放課後などの時間を使って、頑張って準備を進めている学生たちのお陰で、毎年楽しいスポーツ大会が開催されています。実行委員会の想いがすべての学生に伝わり、そして当日成功することを切に願いつつ、教室を後にしました。



次に訪れたのは資料室。資料室内のパソコンが置いてある場所にぐいぐい近寄ると、学生たちが黙々と何か入力しています。

実は、これも選択で受講できる「コンピュータ実習」という講座なのです。分析した結果を表にまとめたり、そこからグラフを作成し、そこから考察する・・・といったスキルは大変重要で、なおかつ卒業研究では自分たちの行った膨大な実験データから論文を作成し、人に分かりやすくプレゼンする必要があります。しかし、学生の中にはパソコンをほとんど触ったことのない学生や、インターネットは出来るけど、ワードやエクセル、パワーポイントといったソフトの細かい機能は使いこなせない・・・という学生もいますので、そうした彼らのためにこの講座があるという訳です。1日目の今日はワードの使い方。入力している素材を少し見せて頂くと・・・やはり化学に関係する内容でした。みんな講座終了後にはガンガン使えるようになって下さいね。

ということで、本校の学生は放課後も熱かった!学生それぞれのこうした頑張りがそれぞれの形で大輪の花を咲かせるといいなと願うすくろーすでありました。

byすくろーす