女性、しかもお母さんの分析業界での活躍☆彡

今日は平成12年3月に卒業した卒業生2名が学校に遊びに来てくれました。私とかりめろ先生は当時彼女たちと結構よく話をしていましたので、彼女たちの「先生!全然変わってへんや〜ん」という言葉ににんまりしながら「だって媚薬飲んでるもん♪ふっふっふ」と切り返したりと、当時と全く同じ感覚でお話しできたことは、卒業して10年も経つなんて感じさせないとっても嬉しい時間でした。
可愛いお子さんを連れてきてくれたAさん(旧姓)は、今現在は分析職を辞め、子育てに奮闘中とのことでしたが、もう少しすればお子さんの手が離れるということで、落ち着いたら再就職検討中!ということでした。「卒業生でもいいので本校で学んだ方を紹介してほしい・・・」という企業様があるからこその成せる業ですが、本校では卒業生の再就職紹介システムがあります。お母さんになって、ひと段落してからでも復帰できる分析職って、本当に一生モノだなぁとつくづく思いました。
また、お腹の中のお子さんとともに来てくれたMさん(旧姓)は、只今産休中!しかし、よくよく事情を聞いてみると、本来は産休制度がなく、妊娠した時に退職を考えたそうなんですが、会社の社長さんから「出産後も続けてほしいので、産休取る?」ということを言われ、急遽産休制度が適用されたそうです。これも、日頃から彼女が会社でしっかりと仕事をこなし、その会社にはなくてはならない存在になったからこそだと思います。
科学技術の世界では、とかく男性ばかりがスポットライトを浴びることが多いですが、分析業界にはこうして少子化対策にも貢献し(笑)、子育ても含めて頑張っているお母さんたちもいるということを、もっと世間の方々に知ってもらいたいなぁと思いました。さらに、今現在本校で学んでいる女子学生たちにも、こうした女性分析技術者の先輩の姿を見て、将来の人生設計の参考にしてほしいと思うと同時に、男性の皆さんのご理解もいただきたいと思いました。いやぁほんと、久しぶりに会えてよかった☆彡
ちなみに、明日は本校の学生をご採用いただいている企業の第一線で活躍しておられる方に来ていただき、本校の学生にご講演いただく「化学実務駅伝」が開催されますが、その方も女性だったりする。女性の活躍なしでは語れなくなってきているのかしら。。。ま、私も女性の端くれとして、頑張るぞ!
byすくろーす