疑問解決!自分の力に!

今日は基礎質問講座に参加している学生の様子を紹介します。基礎質問講座は週に2回あり、我々教員が資料室で学生からの質問に何でも答える時間です。授業は、高校の復習から始まる、とはいっても、ふと疑問が生じたり、あるいは「何がわからないかわからないよう!」という状態になってしまった場合でも、じっくり学生の話を聞き、1からカウンセリングのように質問に応じる講座です。勉強方法から学生生活の悩み相談から、なんでも受け付けているのが特徴です。

ドラ一郎先生に質問をしている生命バイオ分析学科1年のKさんは、高校を卒業した後、本校とは違う学校に入学をしたのですが、その学校で学ぶ内容が自分が考えていた内容とは異なっていたために、本校に再度入学をし直しました。
彼女は医薬品や医薬部外品の製造や品質管理に興味を持っており、将来は人の役に立つ商品作りに関わりたいと考えているそうです。しかしながら、高校時代にはあまり化学を勉強していなかったため、化学やその他の授業に自信がないので、その心配を解決するために毎回、この基礎質問講座に参加し、我々教員に質問をして苦手科目をすべて克服しています。
今日の質問内容はデータ解析の計算方法でした。科目担当教員のドラ一郎先生に授業の質問をして理解を深め、自分の疑問を知識に変えていました。授業で少し分からなかった内容を理解できたそうです。


この基礎質問講座を利用する学生は多く、授業の内容以外にも実験の内容を担当教員に質問をしたりしていました。今日は後期から始まった機器分析化学実験で使用する機器の概要について質問をしたり、定量分析実験の計算方法を質問する学生もいました。



by バッテン