真面目に、そして楽しく実験を!

スポーツ大会(http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20101022)も無事に終わり、おもいっきり体を動かした後の学校の中では「スポーツ大会楽しかったですね」とか「先生、私はまだ筋肉痛が続いてます」と、多少の余韻が続いています。私もスポーツ大会では学生と共にいい汗をかきました。


さて、そんな中で気持ちを切り替えて、今日もまた本校の学生は分析化学者を目指しての実験に取り組んでいます。1年生の機器分析化学実験では、あおひげ先生の指導でガスクロマトグラフについて実験操作を学んでいました。実験操作の様子を写真に取ろうとデジカメを構えた瞬間「待ってました!!」とばかりに、I君、H君、H君の3人がナイススマイルを提供してくれました(左の写真)。
 


一度カメラを向けると楽しそうな表情を見せてくれますが、本校の学生は本当に楽しそうに実験に取り組みます。もちろん、十分に安全に気をつけながら実験操作を行なう必要がありますが、必要以上に固くなったり、また緊張しすぎて実験を行なう必要は全くありません。


真面目に操作を行なうところは、下の写真のように集中して操作を行ないます。先に紹介したI君の表情は真剣そのもの。パッと気持ちを切り替えて、自分の操作に集中しています。ちなみに、いまI君の使っている器具は「マイクロシリンジ」と言って、分析する試料を装置に導入する注射器になります。この「マイクロシリンジ」ですが、先端に付いている針は非常に細いので、この針を折らないように慎重に操作しなければなりません。だから、さっきの写真のようなナイススマイルとは様子を一変させて、真剣に操作を行なっているのです。
 


でも、一度その操作を終えると、ご覧の表情です。一緒の班で実験操作を行なっていたWさんと共に決めポーズ!

操作は真面目に、でも実験は楽しく!!これが分析化学者として技術をどんどん身に付けていく秘訣です!


by ボヤッキー