技術習得に年齢は関係なし!

昨日に引き続き、朝からは平日コースの学生たちが環境委員会の活動の一環として道頓堀川の水質調査に来ていました。今日の内容は、微生物のコロニーカウント。1日培養したシャーレの中にどれくらい微生物が培養されたかを確認しています。写真では見えにくいですがシャーレの中にできた微生物のかたまり(コロニー)の数を一生懸命数えています。
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もう1年生達もコロニーカウントにも手馴れたものでマジック片手にテキパキとコロニー数を数えています。昨日はなかなか苦戦していたようですが、今日は非常にスムーズに完了しました。

技能士に一歩近づいた中和滴定

今日の化学分析コース1年生は定量分析実験でした。2種類のアルカリ性物質(水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウム)の混合物に、それぞれがどれだけ入っているか中和滴定を用いて調べます。ワーダー法という方法を用いるのですが、アルカリ性から酸性に変わるときの色の変化がなかなか難しい実験です。
H君も実験グループのメンバーのI君やO君と色の変化のみきわめを相談しながら実験をしていました。(本人が恥ずかしがって正面からの写真はありません)
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H君は大学卒業後、正社員ではない雇用形態で仕事をしていたとのことですが、やはり技術を身につけていないといけないと感じ、今年から現在本校で勉強をしています。
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社会人が学んでいるというと非常に「堅い」というイメージがあるかも知れませんが、いろんな試薬の変化に目を輝かせながら楽しく実験している様子は平日の20歳前後の学生と代わりがありません。
実験後の結果の計算もみんなで頭をつき合わせて、考えています。ちょっと炭酸ナトリウムが多かったようですが、その理由については次回までにじっくり考えましょう。

by ドラ一郎