知らなかった自分の好奇心がそこにはありました。

今日の大阪は、雨模様でしたが、学生は雨など関係なく元気に活動しています。


11月20日(土)にサンプリングを行った道頓堀川水質調査の実験は、今日で実験3日目です。

サンプルが道頓堀川の水と言っても、自然のサンプルため、生きています。この生きている新鮮なサンプルを如何に適切な方法で処理し、適切な時間の中で確認していくかというのが、良いデータを出すポイントになってきます。

と言うことで、今日はサンプリングした当日に仕込んでおいた、微生物の数を数えるための実験の測定日でした。

既に何度もこの実験を経験している2年生を中心に、15名程度の学生が集まり、今日の実験が始まりました。


参加している1年生の中には、今回初めてこの道頓堀川水質調査の実験に参加する学生がいました。と言うのも、基本的には環境委員会の学生を中心に進行していますが、活動そのものは、希望すれば誰でも参加できるからです。


この写真に写っている生命バイオ分析学科の1年生3人も今回が初参加でした。
なぜ、参加したのかを聞くと、

「いつも皆がやっているのを見て、興味が出てきたからです。」
「前から興味はあったけど、時間が合わなくて参加できませんでした。でも、今回は時間をつくって参加しました。」という返事が返ってきました。


そして、実験をした感想も聞くと、

「微生物の数を求める実験が分かって良かったです。」
「おもしろいです。」と言っていました。


一方で、同じく生命バイオ分析学科の1年生で、下の写真の2人は、この実験の常連さんです。

写真左のHさんは、いろいろな実験に参加して、今日で6回目だそうです。ポイントカードがあれば、かなり貯めている状態ですね(笑)。


このように、入学当初から環境分析に興味があった人だけでなく、周りの学生の活動を見ながら、少しずつ関心が出て来て、ちょっとやってみようかなと思った人が、気軽に参加できるこの活動は、新たな自分の好奇心を知ることができる貴重な活動です。


今日、初参加した学生の中で、新たな自分を見つけることができた人は何人いたのでしょうか。これがきっかけとなり、他の実験や勉強にも、別の視点からの興味を持って取り組んでもらえるものと期待しています。


さてさて、どのような結果が出たのでしょうか。
楽しみですね。


By ぽてと


明日は、勤労感謝の日で学校はお休みです。日記もお休みしますので、明後日をお楽しみに!