実験を通した成長!

今日の大阪は一段と冷え込みましたが、寒さに負けず一日中ガスバーナーを使って元気に学生は実験をしていました。その実験は、定量分析実験の中の重量分析です。溶液の中に溶けている鉄を沈殿させ、濾過をした後、ひたすら加熱をして鉄だけの重さを測定するというシンプルな実験です。
写真は鉄をるつぼの中で加熱をしている様子です。

その様子を見て、「先生るつぼって可愛いいですね!」と言う学生がおりました。実験が「得意」というより「好き」という好奇心から実験に興味を持ち、知識や技術を身に付けて行くのが、本校の学生であると再認識しました。
るつぼと一緒に記念撮影です!ちなみにこのるつぼは廃棄処分予定のるつぼです。

加熱中に時間が少しありましたので、レポートの作成をしている学生もおりました。昨日のブログで紹介されていた文部科学省の委託事業であるレポート作成力アップのe‐ランニングシステムに取り組んでいた1年資源分析化学科のHさんです。

彼女は入学当初レポートの考察を難しいと感じており、なかなか自分で考えることができず友人の力を借りていたとのことでした。しかし、今回の実験では早くも様々なパターンの結果が出た時のことを考えた考察を私に確認依頼して来たのです。「考える」という力はレポート作成だけではなく、今後社会人になってからもHさんに取って武器になると思います。
入学後8ヶ月が経過していますが、もの凄い速度で成長している学生の姿を今日は見ることができました。
また、レポート作成の文書作成能力はe‐ランニングシステムで強化されていくことと思います。1週間後の結果が楽しみです。

byせんぱい