『夢』の配達人

今日は京都府立綾部高等学校東分校農芸化学科の近本先生が来校されました。先生とは、昨年同校で行われた進路相談会に私がお邪魔した際にお会いしたのが初めてで、本校の授業・実験カリキュラムや就職・資格取得状況などをご説明させていただくと、大変興味を持って聞いて頂けました。

また、私、すくろーすは、学生にバリバリの大阪人とよく言われますが、実は京都府北部の出身で、現在も実家が同校付近にあるため、近本先生も非常に親近感を覚えて下さっておりました。
そんなご縁もあって、京都府唯一の同校の農芸化学科の生徒さんを対象に「実験と講義を通じて、バイオテクノロジーを学んだ先に広がる『夢』について生徒に教えて欲しい」というご依頼に来校されました。特に、同校の農芸化学科のコンセプトが「微生物と化学の学習を基礎に、農産物の加工、食品の安全管理・成分分析などを学び、食品関係や製薬・化学関係の技術者を養成することを目指す。」ということで、本校の2年制学科「生命バイオ分析学科」もしくは4年制学科「医療からだ高度分析学科」へとドンピシャで通ずる学科なので、本校を選ばれたということでした。まだ具体的な日程は確定しておりませんが、化学やバイオテクノロジーの楽しさ、そして社会への貢献度、やりがいなどを伝えられるように頑張りたいと思います。

最後に、折角ですから・・・とこのブログに掲載することをご了承頂いた上で、近本先生にお写真をお願いすると、快くお受け頂きましたので、掲載させて頂きます。また、先生も本校の玄関の周期表階段を撮影され、お帰りになられました。

このように、高校などの通常授業・実験に加えて、より高度で専門的な内容に触れることで、様々な可能性を生徒に感じさせたいという熱い想いで、一生懸命取り組まれている先生方は大変多く、これまでにも出張実験・講義として高校へ出向いたり、逆に本校での授業・実験受け入れを積極的に行ってきました。

ちなみに、平成22年度に行った実績を以下に一部抜粋して列挙しておきますので、こうしたことをご検討の高校の先生がいらっしゃったら、一度ブログをご確認の上、ご相談ください。

兵庫県立西脇工業高等学校
 平成22年6月16日・23日 http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20100616 http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20100623/1277327457
大阪府貝塚高等学校
 平成22年9月10日 http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20100910
大阪府立八尾翠翔高等学校
 平成22年11月8日 http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20101108
・城星学園高等学校
 平成23年1月31日 http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20110131
興国高等学校
 平成23年2月28日 http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20110228

byすくろーす