資料室で活躍する図書委員会

 昨日の企業見学会では、学生たちそれぞれがたくさんの貴重な体験をしました(企業見学会の模様は昨日のブログをご覧ください)。そして、今日からまた、通常の授業、実験が再開され、いつも通りの活気が戻ってきました。今日はその中でも「資料室」について紹介します。

・資料室はたくさんの学生が利用します

 本校の「資料室」には教科書のほか、化学に関すること、またそれ以外のことに関する書籍、辞書類、就職先となる各企業の資料、さらには過去の卒業生たちが作成した卒業論文など、様々な書籍・資料を保管し、学生がそれらをいつでも閲覧できるようになっています。また、学生が自由に使えるパソコンも設置されています。これから授業や実験が進むにつれて、レポートの作成、授業の予習復習、就職活動、そして卒業研究と、どんどん資料室を使用する機会が増えていきます。


 写真手前にいる2年生のY君は資料室の常連です。今日も実験レポート作成のために資料室を利用していました。

 机の上には辞書の他に、過去の先輩たちの卒業論文ものっています。レポート作成に欠かせない資料がここにはあります。

・もっともっと資料室を有効に利用して欲しい!縁の下で活躍する「図書委員会」

 今日のお昼休みの資料室、その一角で「図書委員会」が打ち合わせをしていました。図書委員会は、もともとは資料室内にある膨大な書籍、資料を整理し、皆が使いやすい資料室に管理する学生組織です。

 そして、今年はさらに活動の幅を広げていく2つの計画を練っています。今日はその打ち合わせのようでした。
まずは資料室の「案内ポスター」の作成。どこに何が置いてあるかをポスターで案内する事で、より利用しやすい環境を整えるのが目的です。カラフルで丁寧な内容になっていますね。

 もうひとつが図書委員会による「学校新聞」の刊行です。学内のニュースや資料室の案内などを盛り込んだ内容のものを定期的に作成し、掲示するというもの。

 図書委員会所属の2年生、Kさん(写真左端)。昨年から「学校のことをもっと知ってほしい、資料室をもっと有効に利用して欲しい」と新聞作成についての思いを今まで温めてきました。たくさんの後輩が新たに図書委員に入ってきたため、その思いを実現するため、積極的に後輩たちに声を掛け合って、中心的に動いていました。新しいものをつくる喜びがひしひしと伝わってきました。
 「ポスター」と「学校新聞」、完成する日が非常に楽しみです。


 資料室の「縁の下の力持ち」の図書委員会のみんなの活躍が、最初に紹介したY君のように資料室を活用する学生たち全員の支えになっているんですね。これからレポート作成のほかに、卒業研究も本格化し、資料室の使用、そして彼ら図書委員会の役割はさらに重要度を増してきます。
 図書委員会のみなさん、快適な資料室づくりを、今年も宜しくお願いします!


byあおひげ