身の安全を守るために 〜防火訓練〜

 

ちゃんと避難できますか?

今日は年に1度の防火訓練が行われました。2限目の途中に火災が発生したという設定で警報が鳴り、本校の前にある天満公園へ避難するというものです。
もちろん、学生たちは訓練があることは知っていましたが、直前までいつも通り授業・実験をしていました。そして突然警報がなり、いざ避難!!           
     

みんな素早く避難できました。

その後、消防の方の講演があり、消火器の扱い方の説明がされました。また、実際に消火器を使って練習も行いました。

     

     

その後、各教室に移動し、災害時の廃水処理について説明がありました。実験中に火災等が発生、または普段実験を行う上で、実験に使用する溶液が外部に流れないように応急処置が出来るよう、学生たちは真剣に話を聞いていました。

     

有機テクノロジー学科1年のS君は「実際に火災にあったとき、どのように行動すればいいのかわかりませんでしたが、今日の防火訓練でそれが解消出来たためスッキリしました。」と明るい表情でした。

普段飲んでいるものに興味があって

木曜日は生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の食品分析化学実験が行われます。今日はサプリメントと清涼飲料水、河川水の成分分析をしていました。

サプリメントを持ってきた学生は、「普段からお母さんと飲んでいるもので、自分たちがどんなものを口にしているのか興味があって選びました」と身近なものを試料に選んでいました。また清涼飲料水を選んだ学生も「普段から飲んでいるものだから」と、こちらも同様でした。

また、別の実験室では河川中のリンを調べる実験が行われていました。

     

河川の水は学校の前を流れる川の水です。彼女たちはその採水に行き、実験室に戻り実験を行っていました。

実験をしている学生たちは皆笑顔でした。
医療からだ高度分析学科のO君は「授業はあまり得意ではないけど、実験は好きです。」と前向きな様子でした。彼はもともと医薬系の分野に興味があり、本校に入学してきました。将来は臨床系の道に進みたいという夢を持っています。彼を含め、未来の分析化学者たちの夢を応援したいと思います。

by チャッピー