定期試験一日目。明日に向けて、それぞれの放課後。

 今日から4日間は定期試験のため、授業・実験は一時中断です。定期試験は1年に4度実施されます。今日は、今年度初めて実施される定期試験の一日目ということになります。みんな、緊張していましたね。

・緊張から解放されて

 緊張感から解放された学生たちの放課後の様子を紹介します。まず試験教室前で笑顔の二人を発見。
 
 彼女たちは同じ高校から本校に進学したYさんとNさん。二人ともバイオ・化学が大好きで、特にYさんは高校の頃にもバイオ関連の授業を選択していました。そして、「将来は大好きなバイオ・化学に関連した仕事がしたい!」と本校に進学してきました。入学前はバイオ・化学は好きだけど勉強は苦手…、と話していたYさんでしたが、今日はうまく乗り切ったみたいです。この調子で明日以降も頑張ってほしいです。

・明日の試験に向けて

 教室を覗いてみると、多くの学生が歓談しながらリラックスしていました。

 しかし近付いてみると…。楽しげに話しながらもノートに向き合っていました。

「明日のテストの範囲です。テストに出そうなところを問題にして、お互い解きあっているんです」と話してくれました。こうやって友達同士で教えあったり、問題を出し合って工夫して勉強している姿があちこちで見られました。

カメラを向けると「先生、ここをちょっと教えて下さい!」と質問を受ける場面も…。

みんなもう気持ちは明日の試験に向かっているようです。

・卒業研究に向けて!

資料室を覗くと、一角にすくろーす先生を囲む輪ができていました。

 すくろーす先生が担当する卒業研究班が打ち合わせをしていました。この班は「大阪のにおい」を研究テーマにしています。このテーマは昨年度も行われているもので、新聞にも取り上げられたりと、本校の中だけでなく、外部の方々からも結果が期待されています。(昨年度の研究の模様はこちらでご確認を→http://d.hatena.ne.jp/bunseki/20110127
)昨年度の卒業論文や、においを分析する「におい識別装置」の資料、そしてにおいに関するその他資料を囲みながら、すくろーす先生が今後の研究の進め方について学生たちに丁寧に教えていました。

 学生たちも熱心に質問しています。定期試験が終われば、2年生は本格的に卒業研究の準備に動き出します。いまの努力が、年度末の研究の成果につながるんですね。

みんな、今年度初めての定期試験を終え、明日に向けて、そしてその先の卒業研究に向けてそれぞれが思い思いの放課後を過ごしていました。明日も試験は続きます。力を十二分に発揮して、乗り越えていってほしいと思います。

byあおひげ