「思い」と「思い」の真剣勝負!

昨日のブログでは、1年生も2年生も実験の日だったにもかかわらず、白衣を着ずにレポートの作成指導を受けていたというお話をしました。

今日、私アビーが担当したには2年生のバイオ化学実験でも、レポート指導が実施されました。このレポート指導の日は、これまでに実施した実験のレポートの修正指導を一気に行います。本校のカリキュラムは約半分が実験、ということは、彼らはこれまで相当の実験をし、レポート作成なんて2年生にとってはお茶の子さいさい・・・かと思いきや、どうですか、下の写真のMさんのレポートにはたくさんの赤ペンが入っています。

1年生は、基本的なレポートの作製の方法を、2年生は、それを1年次にクリアしていますので、さらに実験結果に対する解析方法や考察の方法など、さらに深いところを中心に指導を行います。レベルアップした学生には、さらに上のレベルの指導が用意されているのです、ばばーん。

さぞかし学生たちは苦しんでいるかと思いきや・・・
「一年生の時は、とにかくレポートの書き方も分からなかったので、とりあえず先生に言われるがままに形にするのが精いっぱいでした。けど、実験も、機械的に手を動かしていた1年生に比べると、自分で能動的に動けるようになったし、レポート作成についても自分で考えて作れるようになりました。考えないといけないこともたくさんあるけど、それもまた楽しい!と思えるようになりましたよ」とはいつも元気でキラキラした笑顔が特徴のKさんのコメント。また、コツコツ頑張る姿が魅力的なDさんは、「レポート指導の日はいっぱい修正されるから大変です(笑)。でも、自分のレポートがどんどん完成に近づくから嬉しいです。」とのこと。

学生たちがまっすぐなまなざしで指導を仰いできますので、もちろん教員も真剣勝負!な思いで指導します。
Mac先生の横には質問待ちの学生の列ができていますし、白衣を着た私、アビーの左手の下にあるのは、学生が指導に従って修正し、添削待ちのレポートの山。「先生、確認早くしてやー!!」の学生の大合唱のような催促に応えるべく、でも、妥協はできない!ということで、教員も汗かきかき必死の形相で添削します。

・・・というわけで、今日は私たち教員も正直ぐったりです(笑)。

さて、ワンランクアップした学生たちと、私たちはまた次のステージに進みます!学生たちが着実に成長していく姿は、なんともいえず、嬉しいものですね。

byアビー