放課後、それぞれのスキルアップ!

今日は水曜日でしたので、3限目で授業は終了しました。
その後、学生がどのように学校で過ごしていたのかを紹介します。

■まずは、資格取得対策講座です。
水曜日の4限目には資格取得対策講座が行われています。
現在、危険物取扱者臭気判定士公害防止管理者の資格取得のための対策講座が開講されています。
この講座では、資格取得したい学生が本校の教員から資格取得のための指導を受けます。
通常の授業や実験でも資格取得に関する内容を勉強していますが、更に資格取得対策講座で勉強をすることで資格試験の合格を目指しています。
昨年度もこの講座を受講した学生の多くが資格取得をしています。
資格取得対策講座は第一期から第三期まで一年間を通して開講されています。


公害防止管理者の資格取得対策講座です。

また、同じ時間にはパソコン実習の講座も開かれており、卒業研究などで必要なデータ処理方法やプレゼンテーションに使うソフトなどの使用方法を学んでいました。

■その他の学生は?
他の教室に行ってみると、卒業研究の内容について担当の教員を中心にしてディスカッションをしている学生たちがいました。
また、実験レポートの内容についてデータ整理や班内でレポート作成をしている学生たちもいました。
みんな真剣な表情で取り組んでいました。

写真を撮りに行った学生から実験データの処理方法についての質問を受けました。
質問をしてきたAさんは兵庫県の高校を卒業した後に、本校とは違う専門学校に入学をして動物の医療について学んでいましたが、その中で医薬品がどのように効くのかについてもっと学びたいと思い、卒業後、すぐに本校に入学をしました。
本校では医薬品の代謝経路について興味を持って勉強をしています。

■企業の社長様が来校!
昨日は本校の求人企業である株式会社三井化学分析センターの野崎社長が来られました。
今年度もこの企業に一人の学生が内定をしていますが、それまでにも多くの卒業生がこの企業で働いています。
野崎社長が来校された目的は本校の学生は他の新入社員よりも積極的に仕事をしており、その仕事ぶりを見て、本校の実験中の学生や本校のカリキュラムや指導方法を見てみたい、また、出来れば教育方針を企業に取り入れていきたいと興味を持たれ、お越しになられました。
本校の実験中の様子を見られ、野崎社長は「学生と先生の間が近く、丁寧な指導が行き渡っている」、「学生たちは元気で大変明るい人が多い」と言われ、「企業でも指導方法を取り入れていきたい」とおっしゃって頂きました。

↑本校に来られた野崎社長です。
卒業生の姿はまさに本校の評価そのもの。そもそも本校のカリキュラムは、できるだけ実社会のニーズに沿った即戦力となる人材育成を目的としていますので、彼らの姿を評価いただき、ここまで足を運んでいただけたことは本校にとって大変うれしいことです。今後も企業様のニーズにしっかりと耳を傾け、社会で役立つ人材の育成に努めていきたいと士気を高めた出来事でした。

by バッテン