基礎を学び、不安から自信に。

最近は少し涼しくなり、夏の終わりを感じずにはいられません。その中、本校の平日コースでは、今週一杯まで夏休みです。この夏休みの間、多くの学生が登校し、その都度日記でも紹介してきました。今日も、学生の元気な姿がありましたので紹介したいと思います。

 今日は、基礎化学講座が行われました。この講座は、夏休みの時間を利用して、化学の基礎をしっかりと固めるために開かれています。実験は好きでも、これまで化学をほとんど勉強してこなかった学生や、もともと苦手としている学生がいます。その学生にとっては、化学を勉強することに不安をもっているのも事実ですが、その不安を自信に変えたいという思いももっています。これはその気持ちに応えるための講座でもあります。

 7月から始まった全15回の講座も、今日で10回目となりました。受講している学生を見ると、真剣な顔つきで取り組んでいました。本日の講座は、私ぽてとが担当しましたので、授業中の写真はさすがに撮れなかったですが、終了した後の学生の様子を撮りました。

 下の写真で、右側に写っている生命バイオ分析学科1年のIさんは、商業高校を卒業して本校に入学してきました。そのため、化学の勉強をほとんどしてこなかったということで、入学した当初から不安を感じながら勉強をしていました。

 その中、特別基礎質問講座という時間を通して先生に質問をし、疑問点を少しずつ解消することで、苦手科目であっても、しっかりと克服してきてきました。担任である私も、これまでの状況を見てきましたが、よく質問し勉強していました。そのIさんも、化学の復習とこれからの予習を兼ねてこの講座に参加しています。
「まだ難しいと感じるところもあるけど、この講座で習ったことを見直しながら、これからも化学を勉強していきます。」と話していました。その意欲に教員としても全力で応えないといけないなと、改めて感じました。

 さあ、あと少しでこの講座も終わりです。この他の受講生もそれぞれに成長しています。来週から始まる後期が楽しみですね。

By ぽてと