新しい月、新しい機器で実験開始!

実験を中心に分析化学を学んでいくのが本校の特徴ですので、今日も実験室は、熱い眼差しで実験を行っている学生達で賑わっていました。今日はそんな実験室の様子をご紹介します。

本格的に始まった機器分析化学実験

 1年生の資源分析化学科と有機テクノロジー学科の学生達は、今日から本格的に機器分析化学実験を始めました。機器分析化学実験では、水に含まれる金属の量を分析できる原子吸光光度計、気体中に何がどれだけ含まれているのかを分析できるガスクロマトグラフなど7つの機器を使って実験します。

前回までの機器分析化学実験の時間は、ガイダンスで「どのような実験をするのか、どのような原理か」などの説明がありました。今日からは、学生達は5つの班に分かれ、順番にそれぞれの機器の実験を行っていきます。

ガスクロマトグラフを使って実験をしている班をのぞいてみました。このガスクロマトグラフは、先日新しい機種に交換されたものです。

分析機器を初めて扱う学生も多いのですが、みんな真剣に機器分析を行っていました。


↑実験中のO君(左の学生)

1年 資源分析化学科O君は「新しい機器を使う事ができ嬉しいです。機器分析化学実験は、まだまだ慣れないですが、多くの機器を使えるので楽しみです。多くの事を吸収したいです。」と意気込みを語ってくれました。

見えた!!DNAが!遺伝子操作実験

 違う実験室では、医療からだ高度分析学科の3年生が遺伝子操作実験を行っていました。今日の実験は、先週実験した大腸菌からDNAを取り出す実験が成功したかを電気泳動という方法で分析しているところでした。電気泳動したDNAを染色することでDNAを目で見る事が出来ます。遺伝子操作実験では、試料にDNAなどの小さい物質を扱うので、写真の学生は丁寧に実験していました。

実験をしていた3年 医療からだ高度分析学科のBさんは、「サンプルは小さいですが、バイオの分析化学者になりたい大きな夢に向けてさらに多くの事を吸収して、分析技術を向上させたいです。」と言っていました。


↑実験結果を確認中です。

実験結果は、成功!! DNAを見る事が出来ました。
今後も機会があれば、実験についてブログで紹介していきたいと思います。

By Mac