ムンムン。でも、ほっこり。

本校のある大阪の天満橋も、徐々に寒さを感じるようになりました。でも学校の中は、いつも学生の熱気でムンムンしており、寒さを感じることはありません。
特に実験室では、熱の入った実験が行われています。



下の写真で、何やら話し合いながら実験をしている2年生の3人は、卒業研究をしています。一番左の医療からだ高度分析学科のIくんと中央のFくんは、4年制の学科であるため、卒業までもう少し時間があります。

とは言っても、微生物や植物、医薬品関連などのいろいろな実験テーマがある卒業研究を経験しない手はありません。自分の興味のある実験テーマをいくつか選び、期間を決めて少しずつ参加しては、経験値を積んでいます。
今回は、植物を扱う卒業研究の班に参加して、勉強していました。逆に、生命バイオ分析学科のメンバーに、積極的にアドバイスする姿も見られ、互いに切磋琢磨していました。この卒業研究が終わる頃、いろいろな実験を見た医療からだ高度分析学科の学生の成長に期待したいと思います。

完成!!ぬくもりオーラ全開アート!!

 昨日のこの日記でも、最後に少し紹介されていましたが、環境委員会の学生が、『エコアートフェスタ大阪2011』に参加します。これは、大阪港の美観保持と市民への環境啓発をめざしたイベントで、メインとなるのが廃材を利用したオブジェを作製、展示する「ごみアート甲子園」です。
 これまでにも、その制作状況を何度かお伝えしてきましたが、とうとう最後の設置をする日になりました。学生は昨日の授業終了後、会場となる天保山ハーバービレッジイベント広場(海遊館前)へ行き、最終セッティングを完了させました。

 セッティングを終えた学生は、「初めて参加を決めたので、出来るか不安でした。手探りの中、作り始めましたが、初めに描いた原案通りのアートを完成させることができてうれしいです。」と、今の気持ちを話していました。

 会場で最後の設置と制作をしていると、他の団体の学生さんとも会い、同じアートを制作してきた仲間として交流もできたようです。他の団体の方からは、「ほのぼのとしていますね。」「ぬくもりを感じます。」と、うれしい評価も頂きました。

 また、最終の設置に同行したせんぱい先生曰く、「本校の作品は、他の作品には無いオーラが出ていました。ペットボトルの廃材をこれだけ使用した作品は本校だけでしたね。」とのことです。どのようなオーラで出ているのでしょうか?実際の会場で展示された作品を生で見てみたいと思いました。

 何はともあれ、作品を無事に展示できたということは良かったですね。空き時間を利用してここまで完成させたことが本当にスゴいと思います。この経験を生かして、3年生から1年生まで、それぞれの課題や目標に向けて更に力強く進んでもらいたいと思います。

 なお、点灯式は10月29日(土)の17時です。この時、本校の作品だけはLEDの光ではなく、キャンドルを使用します。もちろん手作りです。更にぬくもり度がアップするはずです。キャンドルを使用するのは、この1日だけですので、近くまで寄られた方、近くなくても見てみたい方は、是非、天保山ハーバービレッジイベント広場(海遊館前)へ!!11月6日(日)まで開催されています。

By ぽてと