やっと五合目?卒業研究中間報告

毎週、土曜日・日曜日に、社会人やWスクールの学生達を対象に、分析化学の知識や技術を身につけるために定員20名の少人数制で開講している化学分析コースの授業が、今日も行われています。

卒業研究中間報告

ブログでは毎週のように卒業研究について報告しているので、中間報告と言ってもここを見ていただいている方には違和感があるかもしれませんが、今日は化学分析コースの2年生は卒業研究の中間報告レポートの提出日だったのです。

平日コースの学生は授業のなかで、発表会形式で中間報告を行いましたが、化学分析コースでは、レポート提出の形式をとっています。11月の上旬からまとめ始めていたのですが、どの班も苦労していたようで提出日の今日も資料室に全員が集まり、ラストスパートをかけてレポート作成をしていました。これまでの実験レポートと違って個人で仕上げるのではなく、グループで作成するところがかえって大変だったようです。インターネットが普及してからは、メールでデータのやり取りをするのは簡単になりましたが、やはり相談事は顔をあわせて話をしないとすすまないようです。

私のグループも昨日添削用に提出された原稿に赤ペンで添削したものを返却したところ、どう直すか相談しながら最後の修正を行っていました。

無事提出が終わり、感想を聞いてみると、どの班も日々の結果をその都度レポートで提出できるレベルまでまとめておけばよかったと言うことを言っていました。たしかに毎回濃度計算や次回の実験をどうするかまでは話し合うものの、レポートにまとめられるところまでは話しあえていなかったようです。

2ヶ月後には卒業研究発表会も控えていますので、残りの実験では発表会を意識して、実験を組み立て、データをまとめて行きましょう。

by ドラ一郎