化学実験技能検定 実技試験

今日はクリスマスイブですが、本校では化学実験技能検定の実技試験が行われました。

化学実験技能検定は自らが持つ化学実験の知識や技術を検定試験の合格で証明することができます。

本日受験した学生にインタビューしてみました。

Q.どうして受験しようと思ったの?
Sくん「資格取得で自分の化学実験のレベルを証明しようと思って受験をしました」
Hくん「筆記試験だけでは証明できない実験の技量を実技試験に合格することで、自分の実験技量の証明と自分の自信にしようと思って受験しました」

企業の採用試験の面接試験で、「私は化学実験に自信があります!」と言っても本当にどれだけ実験技術を持っているのかを証明することは難しいですが、「私は化学実験技能検定○級に合格をしており、この○級はこれくらいのレベルです」と言えれば、企業の採用担当の方にも自分の持っている化学実験のレベルを分かりやすく説明できます。

Q.受験して合格する自信はどうですか?
Hくん「今回はあまり自信がありません」
Sくん「思ったより難しかったですね」「普段の実験では簡単に出来ていることが、実技試験となると緊張をしてしまい、本来の調子が出せませんでした」

化学実験技能検定は普段授業や実験で学んでいる内容や実験で経験した課題が出題されます。普段の実験では、予習したノートやテキストを見ながら、我々教員が指導をして実験を進めています。また、同じ班員と一緒に力を合わせて実験を進めることができますが、今日は技能検定なので自分一人の力で受験します。
そのため、普段以上に緊張をしてしまい、受験した学生は本来の力が出し切れなかったようでした。

Q.来年も受験をする予定ですか?
Sくん「もちろん受験します!在学中、可能な限り受験をして全級制覇を目指します」

化学実験技能検定は1級から準3級まであり、1級合格のレベルは大学院修了後企業で2年間実務経験を積んだレベルとして設定されています。是非、全級制覇をして欲しいと思います。

私は○○大学を卒業しました。私は○○大学院を卒業しましたと言うだけでは、証明しきれない化学実験の知識と技術を証明できる化学実験技能検定、みなさんも受験をしてみませんか?

明日、12月25日(日)は化学分析コースの通常授業がありませんので、このブログもお休みします。
次は12月26日(月)をお楽しみに!

by バッテン