新年に思いを馳せながら〜年末大掃除〜

先日のブログでもお話ししたように、学生たちは12月22日より冬休みに入っていますが、私たち教職員も29日より冬期休暇に入ります。それを目前に控え、今日は1日かけて教職員全員で年末の大掃除をしました。
学生が登校していないと、とても静かでいつもよりガラーンとした印象の校舎。机などをすべて取り払い、ぴかぴかに磨き上げました。いつもは白衣姿の教職員も、今日ばかりは掃除用の戦闘服(という名のジャージ)に着替え、ドロドロになりながら掃除に取り組みました。

まずはこちらの写真は本校の校長、かりめろ先生です。校長も本気モードで校舎をキュッキュと磨き上げています。

他の先生達もそれぞれの担当場所で妥協せずに掃除中です。



こちらはおそらくこのブログでは初登場の女性。彼女は本校の事務職員です。

「いつも事務窓口でしか学生と接触しませんし、私が実験室に足を踏み入れる機会はほとんどありません。こんなところで頑張って実験しているんだなぁと実感しながら掃除しています。今日はピカピカにしますので、また学生たちが一生懸命に勉強してもらえたらと思っています。」と話していました。


また、こちらの写真のあずみ先生は、本校の卒業生でもあります。普段教鞭をふるうとともに、学び舎でもあった実験室を、とても丁寧な手つきで磨き上げていました。

「この夏、この学校には最新の分析機器がたくさん導入されましたが、今日私が担当した実験室には、昔から活躍していた分析機器が設置されています。私が学生のときにも使用した機器ばかりでしたので、この先もずっと頑張ってくれよ、という思いを込めて綺麗にしました。思いを込めれば機器もその思いに応えて長持ちするものですから」と話していました。


さまざまな思いを込めながら、またさまざまなことを思い返しながら清掃をした後は、すくろーす先生による厳しーいチェックが入ります。学生も普段清掃をした後には私たち教員の確認を受けますが、「先生厳しい―(涙)」とよく言われます。分析化学者の第一歩は清掃から!という考えのもと、教員はしっかり清掃できているか確認してきましたが、もちろん自分たちが清掃するときもそうです。すくろーす先生からは、細かなところも含めて不備があったところについて連絡があり、その箇所については明日中には再度掃除する予定になっています。

さて、大掃除も終わったことですし、年末もいよいよ迫ってきました。残り1日、しっかりと新年に学生を迎える準備をしたいと思います。

byアビー