卒業式前日。2年間を振り返って。

明日は、いよいよ平成23年度の卒業式です。2年生にとっては、本校を巣立っていく節目の一日になります。思い起こせば16年前、私も本校を卒業した一人ですが、毎年この時期になると自分自身の卒業式を思い出しながら、その準備を行います。決して、同じ思いはありません。それぞれの思い出を全員から聞きたい気持ちですが、今日登校した二人の2年生に2年間をふりかえっての感想を聞いてみました。


アビー先生とのツーショットは、資源分析化学科を卒業するK君です。K君は2年前の入学式で新入生の代表として、「分析の知識や技術を身につけ、将来、バイオテクノロジーに関する仕事や機能性材料の分析や開発、食品の成分分析職などに就職することを夢として2年間頑張ることを誓います!」と宣誓してくれました。その夢を叶え、K君は4月から鉄鋼・非鉄金属・耐火物・セラミックス等の無機分析を事業活動とする会社で、材料分析の仕事に従事することが決まっています。そのK君に2年間をふりかえってもらいました。

『とにかく楽しかった、そして短かった2年間でした。年齢層・出身地域・経歴も幅広い友人や先生に囲まれ、視野が拡がるなど人として成長できた2年間だったと思います。明日の卒業式は泣いてしまうかも・・・。卒業式には母親が出席しますが、成長した姿を見て欲しいと思います。思い出に残る、卒業式にしたいと思います。』


ぽてと先生とのツーショットは、資源分析化学科を卒業するFさんです。Fさんは、4月から、自動車産業をはじめ、科学、電気、電子、半導体、海洋産業、宇宙開発に至るまであらゆる産業界で使用される素材の表面処理に従事することが決まっています。Fさんにも、この2年間をふりかえってもらいました。

『実験がとにかく楽しかったです。中学や高校では経験したことがなかったので、実験をするたびに成長を感じることができました。先生方がとてもフレンドリーで馴染みやすく、それでいて熱心なので、困ったことは何でも相談することができました。授業や実験、そして就職活動など、大変なことも当然ありましたが、逃げ出さずに立ち向かったからこそ得られた成果も沢山あり、明日卒業式を迎えますが自分自身の成長を感じることができています。この学校に入学して、本当に良かったと思っています。』

卒業式式場では・・・。

そのような卒業生を送り出す準備は着々と進んでいます。

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舞台上の看板の準備をするせんぱい先生、司会のリハーサルを行うぽてと先生。

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照明や音響設備の確認・調整を行うあおひげ先生、すくろーす先生は大阪府知事や、専修学校教育振興会、大阪府専修学校各種学校連合会、全国工業専門学校協会など各方面よりいただいた賞状や、卒業証書を演壇上に設置しています。

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かりめろ先生は、校長式辞の準備。そして、式場全体です。


番外編ですが、学校では在校生も明日に向けた準備を。

教職員一同がそれぞれの役割を果たし、2年生を送り出す準備が整っています。明日は、教職員はもちろんですが、卒業生も在校生も全員で、一生の思い出に残る卒業式を創り上げましょう!

by あずみ