春を待つ花のように

 2012年の桜前線は、3月21日に高知市を出発し、日本列島を北上しているそうです。本校がある大阪の桜の開花日は、平年に比べ 3〜6日遅いようです。学校のそばにある南天満公園の桜は、ふっくらとしたつぼみがいっぱいで、もう少しで咲き始めそうな感じでした。


↑ 桜のつぼみもふっくらしています。

 桜の木々が開花に備えるように、教員達は、学生達が新年度を良いスタートを切り、有意義な学校生活を送れるよう、新年度に向け準備を着々と進めています。

学生達も準備中です

 一方、学生達も新年度に向けて毎日準備を行っています。資料室では、医療からだ高度分析学科 3年のY君が何やら調べ物をしていました。


↑ 調べ物をしているY君

 何をしているかとY君に尋ねてみると、研究学会誌を検索し、4月から始まる卒業研究に参考になる情報がないか調べているとのことでした。
 Y君は、「4年生の卒業研究は週4回あるので、多くの実験が出来ることを楽しみにしています。一方で、研究の背景をしっかり理解していないと、良い研究が出来ないと思うので、春休みで事前準備をしっかりしたいです。」と、準備を万全にしようとのことでした。また、「卒業研究のデータをまとめることで、文書作成能力やプレゼンテーション能力など相手に伝える技術を身につけたいです。身につけたことを就職活動にも役立てたいです。」と言っていました。
 彼は卒業研究で自分を成長したい気持ちがいっぱいで、新年度が楽しみな様子でした。

未来予想図を実現させるために

 1年生の学生達は、就職活動をすでに始めていており、多くの学生が春休みですが毎日登校しています。写真のように、学生達は、各自でメモに取ったりして情報収集に真剣です。情報収集していた学生達にインタビューしてみました。
 
 資源分析化学科1年のO君は、「春休みの間に1年時に学んだビジネス実務の授業内容を総復習しておきたいです。自分で弱いところは重点的に復習します。」と言っていました。


↑ 情報収集中のO君

 一方、有機テクノロジー学科1年のSさんは「企業研究や面接の練習など、春休みで力を蓄え、就職活動本番に備えたいです。」と言っていました。



↑ 企業研究中のSさん

 1年後の自分自身の未来予想図を実現するために学生達には、頑張って欲しいと思います。そして将来、ざまざまな分野で分析化学者として活躍し、花を開かせて欲しいものです。

By Mac