平成24年度を迎える準備〜卒業生Ver.〜

今日は、24期資源分析化学科を卒業したKくんが、ドラ一郎先生を訪ねてやってきました。
彼は、本校卒業後、近畿大学工学部に編入学後、広島大学大学院に進学し、
この度内定が決まったということでした。
ドラ一郎先生と兄弟のようなツーショットをどうぞwww↓

彼が内定した企業は、材料関係の開発の企業ですが、その企業で扱う分析機器「原子吸光」
について、大学院では全く触ってなかったため、企業に就職する前に、
もう一度本校で説明を聞きたいということで本校を訪ねてきたということでした。

その企業の面接では、本校で学んだ分析の技術についてPRしてたこと、
さらには将来的には生分解性ポリマーなど材料開発に係わりたいと強く主張していたこと等を
憶えていてもらえたおかげで、無機材料部門の材料開発に見事内定したということでした。

彼は、本校に入学当時から大学編入学を目指していたので、その当時の感覚では本校のことを
彼の言葉を借りると、「大学進学へのステップ」くらいにしか考えていなかったそうです。
しかし、大学や大学院で学んだ上で、就職活動をした際に、実際に企業で求められているのは、
現場で役に立つ技術をどれだけ身に付けているか?ということに気が付いたということでした。
確かに、彼の場合は、大学や大学院で学んだスキルではなく、本校で身につけたスキルで
内定が決まったのですから、ストレートに大学へ進学するよりも、専門学校を卒業後に
大学に編入学するほうが、確実にプラスに働くということを実感したということでした。
今後は、歯科部門では注目されているインプラントに使用されるバイオマテリアルの研究開発を
メインに行うそうです。
企業人となった後も是非本校に遊びに来て欲しいなぁと思いました。