一泊オリエンテーション 〜大きな第一歩〜

こんにちは!!はじめまして、ましおかです。今年から本校の教員となり、1年生の担任をすることとなりました。
本日は、新1年生にとって、大きな大きなイベントである一泊オリエンテーションの初日でした。今年は、大阪市信太山青少年野外活動センターで実施しました。ここでは、自然豊かな環境でオリエンテーリングや飯盒炊さんを行うことができます。
入学してから約2週間。一通り授業を経験し、少しずつ学校に慣れ始めた頃に、もう一度本学に入学した思いを再確認し、これから2年間、もしくは4年間学校生活を共にする学生間と教員との親睦を深めるための行事です。

今朝は10時から入所式が行われ、その後はこれからの1泊2日の不安を吹き飛ばすためにゲームを行いました。イニシアチブゲームといい、司会者が出す課題をお互いに声を掛け合って解決していくゲームです。つまり、友達欲しいけどなかなか声かけづらいなあ、とか、仲間に入れてって言いにくいなあとか思って迷っている学生も、とにかく課題クリアのためには声をかけなければならない。そんな、コミュニケーションの第一歩を踏み出すきっかけとなるゲームなのです。

その成果もあり、直後の昼食では、和やかな雰囲気で学生同士が話す風景がそこかしこで見られ、学生間の距離がぐっと近づいたように見えました。


昼食後は、自然豊かな山の散策を兼ねて、オリエンテーリングを行いました。このオリエンテーリング中やその成果発表では、学生の皆もリラックスし、自然だけでなく新たな仲間との時間も楽しんでいるようでした。

 その後、飯盒炊さんで夕食のカレーライスを作りました。なんとこのカレーライスは「味」や「気持ち」などの評価基準について教員によって審査され、カレー大賞を決めるのです。 学生たちはオリエンテーリングで培ったチームワークで素早く役割分担をし、作業を進めました。最初なかなか火がつかない班、野菜の切り方がわからない班、炒める順番がわからない班などありましたが、自分の班以外の学生とも協力して、とてもスムーズに進みました。そして、いよいよ完成です。


 
心のこもった18班分のカレーを、教員は一生懸命、審査をしました。審査結果は明日ですが、みなさんとてもよく頑張りました。個性的なもの、優しい味のもの、味は全く違っていましたが、どれも世界に一つだけのカレーライスでした。
 
 

夕食後は、この後卒業までの2年間あるいは4年間を共に歩む教員から、今後の学生生活に対するメッセージを贈りました。入学直後は、その学生の経歴、年齢、そして入学動機などによって、一人一人が様々な不安や心配を持っているものです。しかし、それはその学生だけではなく、これまで卒業していった約2800名の先輩たちも一緒でした。先輩たちがそのような不安をどうやって乗り越え、どう成長して羽ばたいていったのかを説明し、教員は全力で学生たちの学生生活をサポートすることを約束しました。

この講演はアビー先生が行いましたが、私ましおかも、最後には「夢のはっきりしている学生にはそれを実現する手助けを、また夢がはっきりしていない学生には、夢を見つける手助けを、全ての学生の気持ちを感じ取って一緒に頑張っていきたい。」というメッセージを贈りました。


最後は野外プログラムの王道、キャンプファイヤーでした。施設の方のゲームがとても楽しく最後の最後まで盛り上がりました。学生たちもこの炎のように夢に向かって上り詰めていってほしいと思います。

明日もぱすた先生により報告は続きます。


byましおか